火災・水害対策
火災を防ぐ
火災の主な出火原因は、放火(『疑い』含む)、たばこの不始末、ストーブの上に洗濯物を干した、電源コードなどの取扱い不良など、いずれも人的要因が大きく関わっています。建物火災を防ぎ、大切な命を守るためには日頃から防火意識を持ち、対策をとることが重要です。中でも適切な場所に適切な警報器を設置することは大事です。
警報器には『煙式』と『熱式』の2種類があり、煙式は煙を、熱式は熱を感知します。火災の初期段階は、炎よりも煙の方が先に発生するので、煙の発生をいち早く感知することができれば火が回る前に、避難することができます。
水害を防ぐ
以下のポイントに気をつけましょう。
- ・自分が住んでいる場所にどのような水害が起こりうるか予測、対策を考える。
- ・気象情報に注意して、危険が予測される場合は避難などを考える。避難勧告や避難指示に注意する。
- ・浸水しやすい地域では、家屋の構造を工夫する。また緊急時には建物の1階開口部や地下鉄・地下街の入り口、地下駐車場斜路などに防潮板(止水板)や土嚢を設置して水の侵入を食い止められるようにしておく。